VSR Kカスタム Gスペック

2018年4月11日 2 投稿者: KAZZ

依頼されたGスペックのカスタムをまとめていきます

工程をまとめると、
・機密取り
・インナーバレルの鏡面加工
・インナーバレルの防振
・ホップ強化
・トリガーボックスの掃除
・強化シアーの組み込み
・シリンダー開封
・シリンダーパワーの調整

では順に進めていきます

まずはホップシールがはがれやすいので、保護しておく

初速は0.25
ホップ0で85
ホップ10で87
ホップ20で86
30発ほど撃って最速はホップ12で87.7
箱出しで十分パワーがあるんですが初速にばらつきがあるのとおそらく中がギトギトなので綺麗にして安定するように調整していきます

まずは分解して機密取りの加工から

アウターバレルのネジ部を1mmほど削って1回転多く回るように加工シリンダーヘッドをチャンバーに押し込む形になり機密アップ、初速の安定が狙える

初速が
ホップ0で85
ホップ10で87.3
ホップ20で86.5
30発撃って最速は14クリックで87.6
機密が取れた分ホップをかけると初速が上がるようになった

 

テープ1枚分0.2mm分ホップパッキンを肉厚にする
VSRは20クリックでホップレバーを1mmホップパッキンに押し付けるからだいたい4クリックほど強めになる計算
普段使わない0〜5クリックをなくして 重量弾に欲しい20クリック以上の強ホップが簡単に作れる

インナーバレルの鏡面仕上げ あんまりわからないな、、、
加工前と加工あと

チャンバーとピストンの擦れる部分も鏡面 多分意味ないけど、気分で、、、

インナーバレルの中心にゴムを巻く 振動対策と、 先端重心にする事で精度が良くなる

機密アップと、ホップ強化で

ホップ0で、86.5
ホップ10で、84.0
ホップ20で、80最速ホップ6で87.0
ホップが強くなったのでピストンの重さが足りなくなった

トリガーとピストンの調整やっていこー

トリガーボックスの掃除とシアーを強化シアーに交換ノーマルで撃っててもシアーが曲がって折れるからあらかじめ交換しておくピストンと擦れるところは段差を取り除く

パーツ名がわからないけど、 ここの取り付けがガタガタするので アルミテープを巻いてちゃんとつくようにする

シリンダーは分解して、 穴も磨いておく写真の場所は意外と削りっぱなしでバリが出てることが多いここを綺麗にするとピストンもピストンをロックするパーツも削れにくく長持ちするコッキングレバーも壊れるところじゃないけど、バリとか出てないか外してチェック

バリを取る前に100発ほど撃った試射の際に ピストンの横穴でついたであろう傷 反対側には傷は全く入ってない

ピストンを33gにして 初速を確認 0.25 ホップ0 80 ホップ10 83 ホップ20 82 パッキンの押し付けとピストンの重さのバランスが取れたので、 スペーサーでパワーアップしていく

ピストン34g スペーサー4mm
ホップ0 86
ホップ10 90
ホップ20 89
オーバーなので、 スペーサーを短くする

ピストン46g スペーサー3mm
BB弾0.25g
ホップ0 84
ホップ10 86
ホップ2087
3マガジン撃って最速 ほっぷ16 87.9

シーズン、天気で初速が変わってしまうことを考慮して依頼主が自分でも調整できるように 予備のスペーサー小1.5mmと シリンダーオープナー(自作)をセットでつけて今回のカスタム完了

スペーサーは個体差に合わせて大体1,2,4㎜を用意して組み合わせて微調整できるようにしている

追伸
補足で書いておきたいことが増えたので書き足します
重りの巻き方は板重りを使うことが多かったですが、
はんだの柔らかい針金を巻いて、接着剤をたらし、収縮チューブで固定するときれいです
バリ取りで一番気を付けてほしいところ
棒やすりで斜めに削ると段差がなくなります
これでピストンが傷つくことはほとんどない
というか、毎回傷がつくほどこすれていたら精度もくそもない
これは好みですが
トリガースプリングとシアースプリングを交換します
その時、シアーの方に2㎜くらいのゴムをはめてかさ上げした方が動きが良くなります
トリガーが軽くなり、無駄な力が入らないので安定します
Gスぺ特有の切り欠きの形
根元のアーチがあるとパッキンが変に曲がったり、押し込む力が弱くなるだけなので削り取ります
プロスナはもともとないのでいいですが、Gスぺだけなぜかついてる
このアーチを取ったところで性能の低下は一切ないので取っちゃおう